大学別対策 慶應義塾大学編（メガスタディ）
慶應義塾大学は、東大などの国公立大学受験生が、文系か理系の関係なく大勢が併願してくるので、倍率も高いですが、合格点数も高くなっています。特に一般試験には、慶應独特な問題が出題されますので、傾向と対策は必須ということができます。慶應の特徴としては、学部によって変則的な科目が課されることがあります。また、伝統的に数学を重んじる大学としても有名です。文系でも数学を選択した方が、合格する可能性が広がることがあります。慶應義塾大学には、神奈川県の藤沢にキャンパスを構える総合政策学部と環境情報学部がありますが、これらの学部の入試の傾向は、慶應の他の学部とは全く違う独特な傾向があります。ここの学部の場合、小論文で合否が分かれてしまう傾向があります。家庭教師のメガスタディでは、経済学部、文学部、法学部、商学部などの学部に対応しています。
経済学部の英語は、長文読解のみの2題構成となっていて、試験時間も100分と長時間が特徴です。問題の傾向としては、時事問題などの幅広い知識が求められるものが多く、読解するにしても、作文をするにしてもそのような知識を持っているかどうかで、差が出てしまいます。経済学部の数学は、難易度としては、標準からやや難程度のものです。確率や微分積分などが多く出題される傾向があり、証明や図示も出題されます。しかし、まんべんなく全範囲から出題されますので、教科書にある基本となるものを全体的に把握しておく必要があります。
文学部の英語は、以前は長文読解一本という感じでしたが、最近は、読解と英作文も扱われるようになってきました。試験中に英語の辞書を使うことが許されるという、他には珍しい特徴がありますが、語彙に関しては非常に高い難易度のレベルが求められます。英作文では、抽象性の高い内容に関する記述を求める傾向があるようです。文学部の小論文は、難易度としては、やや難というレベルとなっています。出題傾向としては、解題文が出されて、それに対する説明と自分の意見を述べる形式のものとなっています。